令和4年9月定例会一般質問〜学校教育現場のICT編〜

前田 れいこ

前回に引き続き一般質問のことを書きます
選挙時の公約は
・介護が良くなること
・女性が働きやすい社会になること

今回の一般質問は子育てをした経験から、教育の未来について聞きました

核家族で子育てをしたから分かる視点

私は核家族で子育てをしましたので
近くに頼れる両親及び義両親はおらず


例えば子供が小さいときにお風呂に入れる時
一人で0歳の赤ちゃんと2歳の幼児と
私のお風呂までやらなくてはいけない


近くに親が住んでいれば
お風呂上がりに赤ちゃんを出してもらえるのになぁ



核家族で夫が仕事で忙しい世帯の子育ては
こんな些細なことの積み重ねで子育てをしていきます

だから私の子供が小学校に上がり
義務教育が始まってからの子育てが
本当にすごく楽になったと感じたんです


学校に子供を育ててもらったな、と
本当に感謝していました


余談ですが、子供の前で教師を呼び捨てで呼ぶ親御さんがいます
あれって良くないです。
「立場が人を作る」という言葉があるように
一定のリスペクトがなければ「いい教師」は育たないと思います


私が住む愛知県岡崎市という場所は
実は教育では一定の評価がありまして



かつて愛知教育大学が岡崎市にあったことから
「三河の教育」は岡崎が中心だという風土があるそうです




今では当たり前になってきた
小中学校の一人一台タブレット(GIGAスクール構想)
これを全国でいち早く取り入れたのが
実は岡崎市なんです

教師は生徒の人生に大きな影響を与える存在

みなさん思い出してみてください
学生時代に一人や二人
自分がとても影響を受けた先生っていますよね?



私の中学2年生の時のクラス担任だった数学の浅井先生
勉強があまり好きではなかった子供だった私でしたが
浅井先生の授業力や指導力で勉強のモチベーションが上がり
中学2年生の時に驚くほど成績が上がった経験がありました


先生のたった一言で人の人生が変わることってあるんです



私は成績を渡される時に
「どうした?加藤(私の旧姓)すごく順位が上がったな、頑張ったな。」



褒めてくれた一言で勉強がますます楽しくなり
その先生がいなければ「学ぶ」とはどういうことか
「学ぶ」ことの深さ面白さを知らない50歳になっていた


伝統的な教育✖️ICT

今回の一般質問では岡崎の伝統的な教育と
いち早く取り入れたICTの融合について


具体的にどのような授業を行い
どんな効果が出ているのか?を質問しました


一般質問のヒアリング(執行部との打ち合わせのこと)で
今の教育現場の様子を教えてもらい


今の子供たちは私が想像する以上に思考が柔軟で
教育現場も子供たちの成長のために真剣に取り組んでいることがわかりました


これも一般質問の動画がありますのでご覧ください

女性活躍のためには子供の教育環境整備は必須条件

女性が安心して社会で働けるためには
教育現場が安心安全な場であることはもとより
家庭と学校が共に子供を育てるという環境が必要です



子供たちへの投資は私たちの義務だと考えます
どの子供も心理的安全が図れること
興味関心があること、得意なことがある時
その芽をしっかりと伸ばしてやれる環境があること



未来について考えることができる生物は人間だけ
子孫は確実に進化しています
未来は子供たちのための時間



介護職議員がいうのもなんだけど
もっと未来ある子供のための政治を大事にしようぜ。って思います

会員紹介
前田れいこ
前田れいこ
愛知県 岡崎市議会議員
現役ケアマネジャー議員+経営者+妻(夫はサラリーマン)+母(22歳娘と19歳息子)
女性はいろいろな顔を持って社会と繋がっています、子育てをしながら介護の仕事をしてきた私だからできる政治があると信じています。
私自身、ダブルケアの経験があります。子供が2歳と4歳のとき母の介護をした時の”絶望感”介護は突然真っ暗闇の中に取り残される感覚。母亡きあと介護の世界に飛び込み、ケアマネジャーになりました。
介護現場17年、介護職の待遇の低さを痛感し、政治から変えなければ介護職の待遇はよくならないと政治の道に入りました。

女性が動けば社会が変わる!
行動しなければなにも変わりません。
女性議員であるからこそできる政治があります。介護現場の声、働く女性の本音、同じ女性が一歩踏み出せる勇気が出る活動をしていきます。
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