故郷の土肥桜がつないだ縁

神尾 てるあき

私の故郷である西伊豆・土肥(とい)にある固有種「土肥桜」は、早咲きで有名な河津桜よりも更に1週間ほど早く咲く桜です♪

濃いピンクの紅種と薄いピンクの白種の2種類があり、紅種は2007年に「伊豆土肥」として品種登録されました☆

地元の静岡県でも「門外不出」とされていて、土肥以外の地では、ほとんど見ることができない珍しい桜です。

そんな土肥桜が、私が現在暮らしている東京都江戸川区にあるのを発見しました!!

南葛西のなぎさ公園にて。

しかも、しっかり看板まで付いています。

経緯を調べたところ、土肥出身の方が東葛西に住んでいて、故郷の綺麗な桜を江戸川区の方にも見てもらいたいとの想いから実現したことのようです。

土肥は、人口4,000人程の小さな町です。

そこの出身である大先輩が江戸川区に故郷の桜を植え、私が江戸川区で区議会議員となるなんて、ご縁を感じますね。

昨日、この土肥桜がきっかけとなったご縁から、更なる進展がありました。

土肥桜を江戸川区に植樹された方から「土肥の子ども達にピアノを寄贈したい!」という話が出たのです。

伊豆市にも事前に了承を得て、私も子どもの頃に通っていた「土肥こども園」にピアノを贈ることになりました。

その運搬係を私がさせていただきました。

いざ行ってみると、私が想像していた以上の歓迎ぶりでした(^^)

搬入したピアノをセッティング後、早速、子ども達が寄贈されたピアノで園歌を歌ってくれました♪

子ども達からの心のこもった感謝の手紙にも感激しました!

また、幼馴染が職員として働いていたり、私が幼稚園時代の担任の先生が噂を聞きつけて会いに来てくれたりと、たくさんのご縁がつながった一日でした。

私が通っていた頃とは園舎は異なりますが、担任の先生が当時のアルバムを持って来てくださり、たくさんの思い出を語ってくれました。

江戸川区の公園に土肥桜があることに気付いたという些細な出来事から、こういう形でご縁が拡がったことに驚いています。

我々、介護業界もたくさんのご縁に支えられている世界であると常々感じます。

ご縁を大切にすることで、新たなご縁にも恵まれます。

故郷の話題が2回続いたので、次回は、私の趣味である「詩吟」をご紹介したいと思います!

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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