ケアマネジャーのひとり言
諸岡 なつき
政治と介護を紡ぐ会
先日、3歳の女の語が53階建てのタワマンから転落をしたというニュースがありました。
介護などとは全く関係のない話ですが今回は知って役に立つかもしれない情報を書きます。
子どもの転落事故についてはある程度の傾向があって、これらを踏まえるだけでも事故を防ぐ可能性が高くなりますので今日はその事について書きます。
【傾向】
子どもの転落事故は毎年夏頃から増加します。
年齢は3~4歳の子の転落事故が最多です。もちろん最多というだけで他の年齢になれば安全というわけではありません。
2階からの転落事故でも入院になる事が多い。
窓が開いた部屋で子どもだけで遊んでいる時に起こる事が多い。
【対策】
・窓や網戸に寄りかかったりさせない
・子どもだけでベランダで遊ばせない
・子どもだけに留守番をさせない
・窓の近くに物をおかない。窓の近くにベッドを寄せない(踏み台代わりになるため)
・窓に補助錠をつける。
・ベランダに物を置かない
傾向と対策は以上が主なものになりますが、今回の事故については女の子自身が踏み台のようなものを持ち出して、ベランダの手すりを乗り越えて転落したという続報がありました。
当時、母親は室内にはいなかったという事です。子どもから目を離さない事は無理です。無理な事を前提としてそれぞれの家庭で対応をする事が大切です。
私は高齢世代の皆さんが「長生きできることが幸せ」と心から感じる事ができる北名古屋市にしていきたいと考えています。