厚労省の検討会より

ひろた 幸治

※画像は「厚労省の会議」をAIが描いたものです。真ん中の方、どうやって出入りするんだろう?って、ちょっと面白いと思ったので載せました。

先日、国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会(厚生労働省医政局)がありました。

検討会における要点は以下の通りです。

・在宅患者数は、2040年以降にピークを迎えることが見込まれる。

・要介護認定率は、特に、85歳以上で上昇する。

・死亡数については、2040年まで増加傾向にあり、ピーク時には年間約170万人が死亡すると見込まれる。

・死亡の場所については、自宅・介護施設等が増加傾向にある。

・2040年には就業者数が大きく減少する中で、医療・福祉職種の人材は現在より多く必要となる。

・提供者側(医師)の高齢化も進展している

高齢社会だから当たり前のはずだったのに個人的には「あ、そういえば」と思ってしまいました。

上記は今になって突然出てきた話ではありませんが、改めてこうやって並べてみると今は若いからと言ってもこのままでは将来が不安になる人も少なくないのではと感じました。みなさんどのように感じましたでしょうか。

さて、最近は朝晩が冷えて、しかも一日の寒暖差が10℃を超える日が多い状況です。鹿児島大学の調査として「入浴時の突然死の約9割が65歳以上で冬場に集中」という発表がありました。健康には充分に気を付けながらお過ごしいただければと思います。

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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