高齢者と接してきたからこその視点
ひろた 幸治
政治と介護を紡ぐ会
7月28日に厚生労働省が公表した「2022年簡易生命表の概況」によりますと、平均寿命が前年と比較して男性は0.42年、女性は0.49年下回りました。
原因としては新型コロナ、心疾患、老衰などの死亡率の変化が関係しているという分析です。新型コロナの脅威をどの程度と見るかは人それぞれとしても、現実としては平均寿命をこれだけ下げる結果になっています。ちなみに海外では0.いくつではなく、数年下回っています。
この概況の中で個人的に興味を持ったのは「寿命中位数等生命表上の生存状況」で、65歳、75歳、90歳まで生存する者の割合も示されていますので下に記しておきます。
65歳まで生存する者の割合 男89.6% 女94.4%
75歳まで生存する者の割合 男75.3% 女87.9%、
90歳まで生存する者の割合 男25.5% 女49.8%
私は高齢世代の皆さんが「長生きできることが幸せ」と心から感じる事ができる北名古屋市にしていきたいと考えています。