住民主体サービスを視察
議員活動として大切なものとして視察があります
議員になる前は
「視察って議員が遊びに行ってるんじゃないの?」
と思っていましたが(笑)
議員になってから1年半はコロナのために
一切、視察は中止となりましたが
今年度からは再開となりました
テーマを持って視察に出かけることで
沢山の学びを得られます

今回の視察は・・・
・小田原市、生活応援隊事業
・小田原市、SDGS体感事業「おだちん」
・府中の森公園、砧公園のインクルーシブパーク
・横須賀市、アーティスト村創出事業
これを2泊3日で回ってきましたので
スーツにリュックとスニーカーで
電車と徒歩で移動しまくる
視察しまくる
学びまくる!!!
今回は高齢者施策として
小田原市の「生活応援隊事業」を紹介します
独居高齢者が増えるとどんな問題が出るか?
高齢になり在宅介護を続けるために
介護保険を利用することももちろん大切なのですが
介護保険を利用する手前のニーズを解決することで
高齢になっても自宅での生活を続けることができます
介護申請をするまでもない
でも足腰が弱ってきたから
買い物、草むしり、電球の交換、家具の移動など
できなくて困っている・・・
という人は沢山いらっしゃいます
小田原市の人口は19万人、高齢化率は30.5%、単身高齢者の割合4.7%
ちなみに日本の高齢化率は28.4%なので
小田原市は全国平均より若干高値となっている
小田原市では「生活応援隊事業」として
住民主体サービスを地区ごとで組織し
有償ボランティアが単身高齢者の家に行きサービス提供をする
利用者の負担は平均 1時間400円
市の助成は事業運営経費として年間10万円(地区ごと)
10年前に始まったサービスであるが
現在も継続して地域の社会資源として機能している
事業成功のカギと今後の課題
今事業は住民主体サービスとして
うまく運用ができている事例であると感じました
私なりにこの事業がなぜうまくいったのかを考察すると
①事業開始前に利用者からニーズの抽出アンケートをとった
②事業のスタートアップ時に地域の社会福祉法人が活動拠点として場所を提供した
③キーパーソンとなる人物がいた
事業がうまくいくためには
制度設計が優れているだけではダメで
それを実際に運用していけるマンパワーが必要
主として活動をしてくれる人がいること
その人を中心に物事が動いていくこと
特に事業のスタートアップ時にはそれが大切であると考えます
しかし、その反面、属人的な運用をしていると
その人が抜けた時に事業が回らなくなる懸念がある
事業開始当初から10年を経て
担い手の高齢化が問題となってきているという
事業を存続させるために
次の担い手がなかなか見つからないのだという

他市の好事例から学ぶ姿勢
現在、岡崎市は人口38万人、高齢化率23.3%、単身高齢化率2.8%
本市も近い将来、間違いなく現在の小田原市と同じ状況が訪れる
他市の好事例から学び
今のうちから準備をしていく必要があるのではないか?
視察が終わるごとに
市へ報告書を提出する義務がある
介護職議員が高齢化対策の事業について視察に行くと
一味違う視点で視察ができるのではないのでしょうか?
介護保険の財源は限られているし
近い将来軽度者が介護保険から外される未来が訪れるかもしれない
自助、互助、共助、公助のうち
互助と共助のシステムを行政の旗印のもと構築するできること
これができる自治体が生き残る時代になるんじゃないのかなぁ?

