江戸川区で遺体放置事例が発生

神尾 てるあき

私が住んでいる東京都江戸川区において、生活保護を受給していた独居の男性が自宅で死亡したことを知りながら、区福祉事務所の職員が約2ヶ月にわたって遺体を放置していたことが発覚しました。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

事件の経緯は、以下の通りです。

今年1月20日に、室内で男性が亡くなっているのを訪問したケアマネジャーが発見しました。

都内のクリニック関係者が男性の死亡を確認し、福祉事務所の担当職員に報告しました。

しかし、その約2ヶ月半後の3月27日、別の民間会社の関係者が自宅を訪問したところ、ほぼ白骨化した遺体が部屋に残っていたというものです。

区の担当職員は、途中で放置していたことに気付いたそうですが、日が経つにつれて言い出しにくくなってしまったようです。

確かに、そういう気持ちが分からないわけではないですが。。。

少なくとも、ミスをした場合でも、上司に報告ができるような風通しの良い職場環境であってほしいと願います。

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
記事URLをコピーしました