令和4年9月定例議会一般質問〜介護編〜
「教育現場のICT化について」と「高齢者の社会参加活動について」
まず、恥ずかしい話からすると・・・
(立候補を投票日の3週間前に決めた私は)
議員が「一般質問」するってこと知らなかったんですよね
当時、ど新人の私に議会事務局さんが
「前田議員、一般質問の申し出は○月○日までです。」
「過去の議会記録が映像で残ってますんで、それを参考に組み立ててください。」
えーーーーーーー!?
何それーーーーーーーー!?
しかしそんな私も議員になって丸2年が経過すると、この笑顔ですよ
一般質問をする上で、常々意識しているのが
「目が見えない人が、テレビで一般質問を聞いても分かるように話す。」
ことです。
テレビの前で「あの利用者さん」「この利用者さん」を
思い浮かべながら、聞いてて、観ててワクワクするような一般質問を心がけてます
だから、服も赤!
今回の一般質問では
①教育のICT化について
②高齢者の社会参加活動について
②高齢者の社会参加活動は、前回のブログ「岡山への視察」を受けて
「これって、岡崎市でもできんじゃね?」と考えて
市内のデイサービス事業所を複数箇所回り
現場の声を聞いて周り (←ここポイントね。介護職議員だからできることね。)
一般質問につなげました。
これまで岡崎市内のデイサービス事業所では
「デイサービス利用中の有償ボランティアはできない。」と考えていた
しかし、厚労省の通知vol.669
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiLurSZlJH6AhVRxGEKHQsHCPYQFnoECAgQAQ&url=http%3A%2F%2Fhssk.gr.jp%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F07%2Fvol669.pdf&usg=AOvVaw26eF9P2V5_09hU5ii9jYRS
視察先の岡山市ではこの通知をしっかりと解釈して
「ハタラク」という事業を展開してまして
視察で勉強した内容を岡崎市の担当課に相談したところ
「それって、岡崎市内のデイサービスさんはどう考えているんでしょうね。」
という行政側の不安が分かったので
実際にデイサービスの現場の状況を確認して報告
一般質問において岡崎市も「デイサービス利用中の有償ボランティア」が認められた
市議会議員は市民の声を代弁し
市の利益となるための施策、議案を審議し、政策提言を行う立場
私でいうと、18年の介護現場を経験したからこそ
肌感覚で分かることを提言していける
「何を言うか」より、「誰が言うか」で人の心が動く
政治は人の心を動かすことだと私は思う
一般質問でテレビの前に座っている目が見えない人を思って話すこと
たった一人の人に向けて話す
(↑一般質問の動画見ることができます)
介護職が議員になると
こんな風にして現場の声を伝えることができるんです
個人ブログはこちらから
現役ケアマネジャー議員+経営者+妻(夫はサラリーマン)+母(22歳娘と19歳息子)
女性はいろいろな顔を持って社会と繋がっています、子育てをしながら介護の仕事をしてきた私だからできる政治があると信じています。
私自身、ダブルケアの経験があります。子供が2歳と4歳のとき母の介護をした時の”絶望感”介護は突然真っ暗闇の中に取り残される感覚。母亡きあと介護の世界に飛び込み、ケアマネジャーになりました。
介護現場17年、介護職の待遇の低さを痛感し、政治から変えなければ介護職の待遇はよくならないと政治の道に入りました。
女性が動けば社会が変わる!
行動しなければなにも変わりません。
女性議員であるからこそできる政治があります。介護現場の声、働く女性の本音、同じ女性が一歩踏み出せる勇気が出る活動をしていきます。