岡崎市議が岡山へ視察へ行くと!?

前田 れいこ

「介護総合特区」岡山市へ行って参りました


https://www.city.okayama.jp/shisei/0000007201.html

  • デイサービス改善インセンティブ事業
  • 訪問介護インセンティブ事業
  • 介護機器貸与モデル事業
  • 介護ロボット普及推進事業
  • 高齢者活躍推進事業

    平成25年から10年間行ってきた「介護総合特区」事業


介護保険は3年に一度介護報酬改定があります

この視察に行くまで、介護総合特区について勘違いしていました。
「きっと国の介護報酬改定の方向性に合わせて
国がモデル地区として実証実験をする場所が岡山だったんだろうな。」


しかし、実際は真逆でした

岡山市発信で国へ介護についての提言をおこなったのだそうです


具体的には「デイサービス改善インセンティブ事業」
デイサービスを利用した前後でどれくらい介護度が改善するのか?





この仕組み何かに似ていると思いませんか?


そうなんです、平成30年改定で初めて登場した
「アウトカム評価」
・ADL改善加算(平成30年登場)
・化学的介護推進体制加算(令和3年登場)
この考え方って、実はこの岡山の介護総合特区で得られたデータを分析して
岡山市が国へ提言した内容なんですって





介護現場の声を国へ

私たち介護職出身議員と同じ考え方ですね

さらに、岡山市の介護総合特区のすごいところが
この取り組みを岡山市内のデイサービスをうまく巻き込んで
利用者の状態改善評価が優秀な事業所を

市が表彰を行い、事業所名を公表
さらに

市長から表彰状と上位4位までは奨励金
(30万、25万、10万)

岡崎市へ帰ってきて すぐに担当者に報告
「すごい取り組みですね。こんなことできるんですね。」


介護職が議員になるというのは
このような他の自治体等での好事例を持ち帰り
より良い市政運営のために還元できるということ



特に私のように現役ケアマネだと
その辺りの感度は良いわけですよね(笑)



岡山市へ岡崎市議会議員へ行くとどうなるか
ご理解いただけましたでしょうか?



岡山の担当者の方が説明を終えた後
「前田議員の目チカラが強かったのは、現役ケアマネだったからですね。
質問も鋭いので、緊張感持って説明させてもらいました。楽しかったです。」



同行議員大爆笑でした

会員紹介
前田れいこ
前田れいこ
愛知県 岡崎市議会議員
現役ケアマネジャー議員+経営者+妻(夫はサラリーマン)+母(22歳娘と19歳息子)
女性はいろいろな顔を持って社会と繋がっています、子育てをしながら介護の仕事をしてきた私だからできる政治があると信じています。
私自身、ダブルケアの経験があります。子供が2歳と4歳のとき母の介護をした時の”絶望感”介護は突然真っ暗闇の中に取り残される感覚。母亡きあと介護の世界に飛び込み、ケアマネジャーになりました。
介護現場17年、介護職の待遇の低さを痛感し、政治から変えなければ介護職の待遇はよくならないと政治の道に入りました。

女性が動けば社会が変わる!
行動しなければなにも変わりません。
女性議員であるからこそできる政治があります。介護現場の声、働く女性の本音、同じ女性が一歩踏み出せる勇気が出る活動をしていきます。
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