東京都知事選挙

ひろた 幸治

なんやかんやと話題になった東京都知事選挙。ポスターの掲示板に色々と個性的なポスターが貼られたり、個性的な主張をする候補者が話題になりました。

そんな東京都知事選挙に2日間ある候補者のお手伝い(ボランティア)に行ってきました。

選挙カーの上で演説などではなく本当に一人のボランティアとしての参加です。

手伝いをした候補者は、Youtubeなどでは有名な石丸しんじ候補。

4月に亡くなった政治と介護を紡ぐ会の創設者である故・宮崎直樹さんが闘病中にお世話になり、お別れ会では弔電を送っていただいた事に恩を感じて、本人は無理なので代わりに少しだけでもという思いで行ってきました。

どんな形でも都知事選挙に関わる事があるとは思っていませんでした。

関心が低いという前評判とは違って現地に行ってみると話題の候補という事もあったとは思いますが都外からもくる熱い気持ちを持った聴衆やボランティアが沢山いました。

事前に告知していた場所での街頭演説だと1000人から2000人、もっと多い時もありました。

東京は1400万人も住んでいる大都市とはいえこれだけの数が集まると盛り上がりも凄くて、多くの人が積極的に政治や選挙を意識すると都政だけに限らず地方も国ももしかすると大きく変わっていくかもという印象を持ちました。

現場で肌で感じたこの感覚は地方議員でもある僕としては大切にしたいと思います。

選挙ってうるさいし、政治家ってなんとなく信用できないと考える方もいると思います。ですが、選挙って皆さんの地域の、あるいは日本の未来を考える、想像できる良い機会でもあると思っています。

多くの方が関心を寄せる事によって何かが動くかもしれない。そう思えたのは貴重な経験でした。

会員紹介
ひろた幸治
ひろた幸治
愛知県北名古屋市議会議員
私は高齢世代の皆さんが「長生きできることが幸せ」と心から感じる事ができる北名古屋市にしていきたいと考えています。

私は病院や介護施設で働いてきた中で多くの高齢者とその家族と接してきました。

多くの介護を必要とする高齢者、その家族と接し、各家庭の生活を見るなかで夫婦間だけでなく親子間での介護の大変さ、仕事と介護の両立がいかに困難であるかを直に知る事ができました。

その困難さゆえに自分の親にも関わらず介護放棄をしてしまったり、本人に説明もなく施設に入所させてしまったりといった事例もみてきました。施設ではやはり望みもしないのに入所していることで、早く死にたい、帰りたいと訴える方々もいました。

状況を理解して望んではいないが施設入所を承諾している方、自ら望んで施設に入所される方もいます。一人ひとりの考えがあるので何が正しいかは分かりませんが、高齢者を取り巻く問題の中で大きなものは、特に介護が必要になった時に本人と家族にとってどのような生活をおくるかという点において実際には選択肢が限られてしまっているところであると考えています。

本来であれば老後を迎えても自分が望む生活をおくる事が出来るのが理想だと考えておりますが実際に介護の現場にいて、要介護者、介護者両者に対する支援がまだ不十分であり、その結果として老後の生活における選択肢が少なくなってしまっていると感じています。

高齢者の生活を守る事はその家族の生活を守る事につながり、高齢者の生活を守る事はこれから高齢世代になる方々にとって将来に対して不安をなくすことになると考えています。

現状は、高齢者虐待の件数も年々増えている現状があります。介護が必要になると地域社会から孤立しやすい現状もあります。特に介護が必要になった方とその家族に関してはたくさんの課題はありますが、何歳になってもどのような状態になっても望めば自分の家、住み慣れた地域で誰もが暮らしていけるように、人生の最後まで人が人らしく生きていける環境を整えるために、現役世代として責任を果たして参りたいと考えています。
また、私は皆さんと同じく子育てをする親でもあります。時代の流れとともに子供たちの環境、私たち市民が暮らす環境も変わります。子供たちが安全な環境のなかで安心して成長ができるように責任を果たしていきたいと思います。

【子育て支援(妊婦、出産後の女性への支援)】 「子育て支援」という言葉を皆さんは政治家の口から何度も聞いてきたと思いますが、子育て支援は0歳からの子供が対象になっています。その支援の範囲を生まれてからではなくさらに広げて生まれる前からの支援を充実させていきたいと考えています。

つまりは母体となる女性やその家族への支援。今も妊婦さんへの支援はありますが認識を改めて「生まれてから始まる子育て支援」ではなく「命が宿った時から始まる子育て支援」という考えを持って妊婦または出産後の女性への支援を拡充していきたいと思います。

妊娠や出産は女性の体に多くの影響、変化が現れることは知られています。体が不調になっても使用できる薬等にも制限が出てくるなど本当に大変な状況になります。
妊娠をしている方に対しては家族の支援が欠かせませんが、地域の宝である子供を産み育てる皆さんへの支援は北名古屋市もさらに積極的にしていかなくてはならないと考えています。

妊婦や出産後の女性への支援は今何が必要か、何が足りないかを皆さんの意見を聞きながら拡充していきたいと思います。

北名古屋市で生まれる子供たち、育つ子供たち。その子供を産み育てる家族を政治が支える事で北名古屋市が本当の意味で子育て支援が充実している市にしていきたいと考えています。
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