介護職議員になる道のり vol.8

野口 忠真

政治活動のお話 Part2

政治活動で街中を駆け回っていると、色んなお声を耳にします。

僕が「福祉・子育て・教育・防災」の4つのテーマを掲げていたことや、

介護福祉士であることを知ってくださっている方からは、

やはり福祉についてのお話や相談が多かったと認識しています。

急に「介護」が自分事になったがどうしたらいいのかわからない

支援学校への通学バス乗り場まで徒歩30分もかかり通学が困難である

保育士の長時間労働低待遇の問題

このような福祉の課題は喫緊の課題であることが多いと僕は考えています。

しかし、福祉に精通している政治家は非常に少なく、

とあるご相談者からは、

現職の議員さんの事務所に相談に伺ったがわからないからと追い返された

というお話もお聞きしました。

こういった課題を一つでも解決していくためにも、

福祉の専門家が政治の場でしっかりとお仕事をする必要があるんだと

政治活動を通してさらに痛感する機会になりました。

余談ですが、オール介護職(僕以外はケアマネジャー)で

朝の駅立ちをしている時ほど、福祉のご相談やお話はありませんでした。笑

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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