介護職議員になる道のり vol.8

野口 忠真

政治活動のお話 Part2

政治活動で街中を駆け回っていると、色んなお声を耳にします。

僕が「福祉・子育て・教育・防災」の4つのテーマを掲げていたことや、

介護福祉士であることを知ってくださっている方からは、

やはり福祉についてのお話や相談が多かったと認識しています。

急に「介護」が自分事になったがどうしたらいいのかわからない

支援学校への通学バス乗り場まで徒歩30分もかかり通学が困難である

保育士の長時間労働低待遇の問題

このような福祉の課題は喫緊の課題であることが多いと僕は考えています。

しかし、福祉に精通している政治家は非常に少なく、

とあるご相談者からは、

現職の議員さんの事務所に相談に伺ったがわからないからと追い返された

というお話もお聞きしました。

こういった課題を一つでも解決していくためにも、

福祉の専門家が政治の場でしっかりとお仕事をする必要があるんだと

政治活動を通してさらに痛感する機会になりました。

余談ですが、オール介護職(僕以外はケアマネジャー)で

朝の駅立ちをしている時ほど、福祉のご相談やお話はありませんでした。笑

会員紹介
野口忠真
野口忠真
大阪市住吉区市議会議員候補予定者
私はこれまで訪問介護事業所を立ち上げ介護職員として働き、介護福祉士になりました。その経験の中で、地域で多職種連携が図れるコミュニティ作りや、様々な事情や環境下で学校に通うことが出来ない子ども達の居場所作り、フリースクールでの学校教育の保管的役割を担う取り組みに努めて参りました。

福祉というテーマは、全ての方々にとって必要不可欠なテーマであり、福祉サービスの質が向上することは、私達ひとりひとりの日々の生活の質が向上していくことに繋がります。
しかし現在の仕組みの中では、福祉従事者に質の向上を求めることは限界に達している、と私は感じています。
大切な家族を任せる存在である福祉従事者が、日々の生活に精一杯な状況になってしまっているためです。
そんな負の連鎖を断ち切り、安心して大切な家族を任せられるような福祉サービスを実現するためには、福祉従事者の待遇の向上が必要不可欠です。
そのためにも介護の現場に携わる一員として、政治の場で声を上げていくことこそが、明日の介護や福祉をより良い形に変えていく第一歩になります。

次代へと責任を持って、誇りを持って、この国を繋いでいくことが出来るよう、今だからこそ、共に活動して参りましょう。
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