政(まつりごと)に祭りは必須か?

三宅 よしや

大阪南部の泉州地域には「だんぢり祭り」があります。結構有名なので詳細は割愛しますが、地域の老若男女一体となって催され、この街にこんな数の人間が、普段どこにいるのかと思うほど大勢の観客も現れます。

さてそんな地域の議員になりたければ、まつりに参加は必須でしょうか?

私の答えはつ「NO」です。

以前に、祭りも自治会もなんにもやっていない私が立候補しても通当選するはずないですよね?と地元の私より若い方に聞かれた際、即答でそう答えました。

たしかに昔は、自治会役員と祭礼関係者を背景に、親戚票か組織票で戦っていたことはよく聞きます。

いまは、いずれもそのような組織が弱ってきている、そういった背景を持った立候補者を嫌う時代でもあります。場合によれば、アンチ祭りを表にして戦うやり方だってありです。

自治体規模や地域事情にもよりますが、それらに頼るのではなく、真に依るべきは己自身。

自灯明・法灯明

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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