かながわベスト介護セレクト20

そえだ 勝

川崎市には通称:「逆介護保険」、市名称「健幸福寿プロジェクト」という、政策があります。これは、要介護度改善に対し、インセンティブをつけていくものです。

通常の介護保険は要介護度改善により事業者への実入りが減ってしまいますが、これはその逆の発想で、要介護度改善に対し、積極的に評価し報酬を増やしていくもの

https://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/23-1-18-0-0-0-0-0-0-0.html

これにより、川崎市の本プロジェクト参加者の要介護度改善率は全国1位になりました。全国平均の介護改善率は、約7-8%。しかし、逆介護保険参加者のそれは、約17-20%でした。

これが川崎市で成功したとされる1政策、逆介護保険です。

私はその提案者として、今度は神奈川県議として、県にも類似した制度である、かながわベスト介護セレクト20について質問に立ちました。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/n7j/cnt/f536495/index.html

逆介護保険が要介護度改善という、アウトカム(成果)評価であるのに対し、こちらはどちらかというとプロセス評価をする仕組み。

例えば、体制加算や教育体制等、プロセスを重視するものです。これもとても大事なことではあります。

どちらも一長一短ありますが、皆さんはどちらに関心がありますか?

ぜひとも上記URLにて、調べてみてください。私は成果志向重視の自分の政策、逆介護保険を引き続き、推進しています。

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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