議員定数等調査特別委員会

山崎晴生

私の住む小美玉市の議員定数は現在20名です。4年に1回の本選時に定数と報酬を

話合い適正な人数を話し合っています。私も1期生ですが特別委員会に選出して頂き

委員として視察研修や調査研究をおります。

その地域での適正な議員数って?

議員定数は議員で決めます。報酬は報酬審議会に委ね議員が決める事はできない仕組みです。

1年生議員ですので、そもそも適正な議員数って何人なのよ?から調べました。

全国、県内の人口規模が同等の市を調べましたが、22人~16人と様々でした。

最近の近隣市町村の動向は人口減少だから定数も削減。う~ん。地域の特性によって違うのか?

しかし、民意を反映するには多い方が良いに決まっている。しかし、市民感情としては削減

との声もある。若い人が出やすい環境と考えると、現職で期数が多ければ選挙も慣れているし、

後援者も多く基礎票は固まっており、新人の勝算は極めて低いので定数は多い方が良い。

その他に、常任委員会や特別委員会の議会運営には支障ないのか、議会経費が多いのかなど様々

な角度から検討を重ねています。減らすのは簡単だが、また増やすのは難しいので責任重大!

市民はなぜ定数削減を求めがちなのか。

良く聞かれるのは、何もしてない議員がいるから減らせ!が多い。

しかし、個々に選挙で市民から負託を受けた議員であり、応援してくれている人がいます。

議員の活動のスタイルが様々ですが、個々にちゃんと活動していると思うんです。

だって、そうじゃなければ理論的には選挙で勝てないでしょ?

私が思うに議会が開かれていない場所だから、憶測や噂で不信感が募るのではないかと

思っています。もっと議会を知ってもらう仕掛け作りが足りないと思っています。

市民が議員一人ひとりの活動を知り、評価しているなら「減らせ!」の意見は理解できます。

何となく周りも定数減らしてるし、少子高齢化、市民からの意見もあるから減らすか・・・・

では、絶対に地域は良くならないと思いますので、引き続き調査研究をしていきます!!

9月定例会で結果が出ますのでまた報告します(^^)/

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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