介護職議員になる道のり vol.2

野口 忠真

なぜ介護職議員を目指したのか

自分が立候補をするに至るまでは、実は長い年月がありました。

政治や選挙と言うと、どうしてもネガティブなイメージが付きまといますよね!

僕自身もその一人で、色んな政治家の方の応援には行くものの

ただただ約7年間、日々の仕事やサービスと向き合うことに精一杯でした。

ですが介護保険に携わる以上、政治とは切っても切れない関係である・・・

自社にすら、自分よりも若い介護職が毎年入社してくる・・・

サービスの質の向上や業務量は嵩み続ける一方で

介護報酬、つまり介護職の待遇は横ばいのまま(日本全体がそもそも約30年変わってないですが)

業務量や報酬に関しては行政に決定権があり

現場の介護職や事業者がいくら束になっても、他業種により力がある存在がいれば些末な存在となります

つまり、政治と介護は切っても切れない関係で(大事なことなので二度書きました!)

僕自身、今までも色んな政治家の方の応援に参加してきましたが

介護職が、介護職自身の声で、政治の場で声を上げなければ

いま、介護職として懸命に頑張っている若い人たちが

「仕事を頑張ってよかった」

そう思ってもらえるようにはならない!

この想いで自分が立候補するに至りました。

会員紹介
野口忠真
野口忠真
大阪市住吉区市議会議員候補予定者
私はこれまで訪問介護事業所を立ち上げ介護職員として働き、介護福祉士になりました。その経験の中で、地域で多職種連携が図れるコミュニティ作りや、様々な事情や環境下で学校に通うことが出来ない子ども達の居場所作り、フリースクールでの学校教育の保管的役割を担う取り組みに努めて参りました。

福祉というテーマは、全ての方々にとって必要不可欠なテーマであり、福祉サービスの質が向上することは、私達ひとりひとりの日々の生活の質が向上していくことに繋がります。
しかし現在の仕組みの中では、福祉従事者に質の向上を求めることは限界に達している、と私は感じています。
大切な家族を任せる存在である福祉従事者が、日々の生活に精一杯な状況になってしまっているためです。
そんな負の連鎖を断ち切り、安心して大切な家族を任せられるような福祉サービスを実現するためには、福祉従事者の待遇の向上が必要不可欠です。
そのためにも介護の現場に携わる一員として、政治の場で声を上げていくことこそが、明日の介護や福祉をより良い形に変えていく第一歩になります。

次代へと責任を持って、誇りを持って、この国を繋いでいくことが出来るよう、今だからこそ、共に活動して参りましょう。
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