介護職議員になる道のり vol.2

野口 忠真

なぜ介護職議員を目指したのか

自分が立候補をするに至るまでは、実は長い年月がありました。

政治や選挙と言うと、どうしてもネガティブなイメージが付きまといますよね!

僕自身もその一人で、色んな政治家の方の応援には行くものの

ただただ約7年間、日々の仕事やサービスと向き合うことに精一杯でした。

ですが介護保険に携わる以上、政治とは切っても切れない関係である・・・

自社にすら、自分よりも若い介護職が毎年入社してくる・・・

サービスの質の向上や業務量は嵩み続ける一方で

介護報酬、つまり介護職の待遇は横ばいのまま(日本全体がそもそも約30年変わってないですが)

業務量や報酬に関しては行政に決定権があり

現場の介護職や事業者がいくら束になっても、他業種により力がある存在がいれば些末な存在となります

つまり、政治と介護は切っても切れない関係で(大事なことなので二度書きました!)

僕自身、今までも色んな政治家の方の応援に参加してきましたが

介護職が、介護職自身の声で、政治の場で声を上げなければ

いま、介護職として懸命に頑張っている若い人たちが

「仕事を頑張ってよかった」

そう思ってもらえるようにはならない!

この想いで自分が立候補するに至りました。

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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