公約を果たすため 〜企業の介護離職防止〜

前田 れいこ

選挙に出た2020年10月の時の公約
「岡崎を日本一幸せな介護ができる街にする」


なんてことを掲げて出馬をしました



統一地方選挙で他の人の選挙を見ていて
公約を掲げていらっしゃいますが
それを実現できる人が果たしてどれくらいいるのでしょうか





幸せな介護の定義を考える

幸せという抽象的な言葉に対して
何をもって幸せなのか?
人それぞれ考え方がある言葉です



私は幸せな介護というのは
まず介護をする人自身の心と体が
満たされてなければいけないと思っています




みなさん「シャンパンタワーの法則」をご存知ですか?


シャンパンタワーは一番上の段からシャンパンを注ぎ
一段目が満ちたら二段目に
二段目が満ちたら三段目に注がれます


大切なのは、まず一段目から注ぐということ



シャンパンタワー
一段目 ・・・ 自分自身
二段目 ・・・ 子供、家族
三段目 ・・・ 仕事
四段目 ・・・ 地域など

シャンパン = 愛のエネルギー


シャンパンタワーの一番上は介護をする家族、介護職と考える
まずは介護をする人自身の心身が満たされてなければ
決していい介護=幸せな介護はできない



私が考える幸せな介護とは介護者自身が満たされている状態で
その余力で介護が必要な人のケアができること





介護を受ける本人の立場になって考えてみても
介護をする人に心身の余裕がある時とない時では
やってもらう側の心も変わると思います





例えば美味しいビスケットをもらう時

Aさん

このビスケット、最後の一つだけど、あなたに食べてほしいからあげる。

と言われるのと

Bさん

うちにまだ沢山あるから、このビスケット美味しいからあなたにあげる。

と言われるの、どちらが受け取りやすいですか?




産業ケアマネとして企業と繋がる


政治家の仕事の中に「人と人とを繋ぐこと」
があると思うんです。



政治と介護を紡ぐ会の母体である
ケアマネジャーを紡ぐ会では産業ケアマネという資格を創設してます



ケアマネジャーの基礎資格があり
介護離職防止のための知識を有し
企業の介護離職コンサルタントとして活躍できる人材を輩出しています

本当にたまたま偶然ですが
同じ岡崎の地元に産業ケアマネを取得してくださった人がいた




彼女は長年ケアマネジャーをして仕事をしてきたので
企業に対してのアプローチ方法が分からない
介護職出身の議員という立場で関わることで
企業と産業ケアマネをつなげることができる




公約実現と離れていないかって?




私が考える幸せな介護は
介護をする人の心身が満たされていること




年間10万人も発生するという企業に勤める人の介護離職




産業ケアマネが産業医と同じように
企業で働く人の介護問題について支援できたならば
幸せな介護ができる街を実現できる




介護は辛いだけじゃない
現役ケアマネジャーだからわかる
この世には「幸せな介護」が存在する




日本が世界一幸せな介護ができる国にするため
誰もが幸せな介護を享受できる国にするため




できることから一つずつやっていく
これが介護職議員の役割であると思います

会員紹介
前田れいこ
前田れいこ
愛知県 岡崎市議会議員
現役ケアマネジャー議員+経営者+妻(夫はサラリーマン)+母(22歳娘と19歳息子)
女性はいろいろな顔を持って社会と繋がっています、子育てをしながら介護の仕事をしてきた私だからできる政治があると信じています。
私自身、ダブルケアの経験があります。子供が2歳と4歳のとき母の介護をした時の”絶望感”介護は突然真っ暗闇の中に取り残される感覚。母亡きあと介護の世界に飛び込み、ケアマネジャーになりました。
介護現場17年、介護職の待遇の低さを痛感し、政治から変えなければ介護職の待遇はよくならないと政治の道に入りました。

女性が動けば社会が変わる!
行動しなければなにも変わりません。
女性議員であるからこそできる政治があります。介護現場の声、働く女性の本音、同じ女性が一歩踏み出せる勇気が出る活動をしていきます。
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