認知症の定義が変わってた!

ひろた 幸治

認知症は2006年に「痴呆症」から「認知症」という言葉に変わりました。

「痴呆」とは「ぼけ」などの意味がもつので実態を表さないのと失礼な言い方ですので今考えると「認知症」という言葉に変わって良かったと思います。

その認知症の定義が令和2年度に変わっている事にお恥ずかしいのですが最近気づきました。

どのように変わったかと言うと、介護保険法を読めば分かりますけど今は

アルツハイマー病その他の神経変性疾患、脳血管疾患その他の疾患により日常生活に支障が生じる程度にまで認知機能が低下した状態として政令で定める状態をいう

というようになっています。

これは医学が進歩する中で古い定義が合わない事や認知症の診断基準の変化が反映されてこなかった事が主な理由です。

時代が変われば認知症の定義も変わる。知識は常に更新していかなくてはいけないなって。改めてそう感じました。

非常にどうでも良いのですが時代が変わって常識が変わった事と言えば、昔は風邪をひいたら首にネギを巻けば治ると言われていました。でも治りません。これが今の常識です。

お米を研ぐ時は水が透明になるまでと言われていました。でも精米技術が発達して今はそうではありません。

醤油は常温で保存。これも減塩で醤油の質が変わっているので今は冷蔵庫で保存となっています。

言い出したらキリが無い位、沢山この数十年で常識は変わりました。

認知症の知識でもなんでも自分が知っている知識は古くなっていないかを意識し、新しい知識を常に吸収する姿勢は大切にしたいと、認知症の定義が変わったことを知って改めて思います。

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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