ヤングケアラーの例から必要性を感じる「世帯支援」

宮崎 なおき

船橋市議会にて、「ヤングケアラー」についての

勉強会がありました。

実際にケアマネとして関わっている中でも、制度の仕組みを変えるべきところがあると考えています。

とある家庭の例から考える新たな必要性

孫がキーパーソンの方がいます。

その方は、21歳の大学生です。

ヤングケアラーの定義からは、外れてしまう・・・。

先日、厚生労働省より、ヤングケアラーの方がいる場合の

介護保険での支援について通知がありました。

生活援助について、同居者がいることでの支援が出来ない事からは除外して貰えそうですが

結局は

要介護者の支援しか出来ないので

ヤングケアラーのための食事作りはヘルパーは出来ないという判断になる

んだろうと思います。

NHKの番組では、男子高校生が母親の介護を実施して、勉強や部活をしながら

母親の食事作りや弟(小学生)の食事作りをしてました。

介護保険でどこまで支援するべきかの議論はあると思いますが・・・

超、個人的には、ヤングケアラーの負担を減らせるような、仕組みになって欲しい。

議員として、介護職として何ができるか、考えます。

必要なのは、個人への支援ではなく、世帯支援ではないでしょうか・・・。

会員紹介
宮﨑なおき
宮﨑なおき
政治と介護を紡ぐ会 創始者
私は下記のスローガンを達成するためにも、この部の立ち上げと運営に積極的に取り組んでいます。

明日、急に介護の世界は変わらない
2025年までに、介護を変える力もない
でも諦めたら厳しい状況は変わらない
だから2040年までには、介護を変える

国が無視できないような存在に、我々介護職はならなければ待遇は上がりません。このようなスローガンにしたのか。

逆に言うと、国が無視できない存在になった時に、介護に関わる人の待遇は変わります。
それは結果的に介護に関わる全ての方の待遇につながります。

私たちはムーブメントを起こしていかなければなりません。
1人では力が及ばなくても、仲間が増えれば力になる。

一燈照隅万燈照国


を目指して活動し続けます。

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