良い方向
宮崎 なおき
政治と介護を紡ぐ会

歳の離れた友人が末期がんと診断され、昨年末に自ら地域包括センターへ相談し、身の回りを整理して終末期の緩和ケアを受けられる病院へ入院しました。身寄りがないとされる方でした。
何度かお見舞いに伺いましたが、時間とともにお別れの時が近づいていることを感じました。
年末に連絡を試みたものの、応答はなく、個人情報の観点から友人という立場では本人の了承がない限り、最期に立ち会うことは叶いませんでした。
結局、私は友人がどのように最期を迎えたのか、生きているのかさえ知ることができませんでした。
誰に最期を見届けてもらいたいのか、どんな形で人生の幕を閉じたいのか。
「人生会議」や「終活」を通じて、自らの意思を伝えておくことは、残される人にとっても大切なことです。限りある時間だからこそ、どう生き、どう旅立つかを考え、より豊かな人生を送ってほしいと願っています。