築地本願寺のアイディアを参考に
神尾 てるあき
政治と介護を紡ぐ会
3月は全国の地方議会で定例会が行われています。
3月という事で4月から始まる来年度の予算の審議が中心に行われています。
今回は3年に一度の介護保険料の改定がされる年度でもあって、それを踏まえた予算審議となります。
皆さんの住んでいる自治体の介護保険料はどうなるかご存じでしょうか。
僕が議員をしている北名古屋市は介護保険料の基準額が4865円から5490円、年額65800円で7500円の負担増となります。本人が住民税課税で合計所得金額が120万円未満の方以上の所得がある方はもっと負担が大きくなります。
愛知県内の各市町村の要介護認定率の平均よりも北名古屋市は低いのにこれだけの上り幅は正直驚きますし高齢者の皆さんの生活を考えると苦い顔になってしまいます。
議論の中では保険料の負担が重くて介護サービスを受けられない方がいるとの指摘もあり「保険料あって介護無し」という言葉も出てきました。
この一言は重くて、これからの時代にとって重大な課題である事を認識しながらその課題をどう乗り越えていくのか。それを考え続けていきたいと思いました。
新年度予算は各自治体が来年度に何をどのようにしていくのか、どれだけのお金を使うのかが全て明らかになります。もし気が向いたら興味ある分野だけでも調べてみると面白いかも知れません。是非お調べください。
私は高齢世代の皆さんが「長生きできることが幸せ」と心から感じる事ができる北名古屋市にしていきたいと考えています。