高齢者の「はたらく選択肢」の提案
令和5年第1回定例会においては
フレイルや認知症高齢者の「社会参加としてはたらく」ことの提案を行いました。
厚生労働省は、65歳以上でフレイルの方の割合は11.5%、要介護認定を受けている方は18%と示されています。こちらの数字を船橋市に例えると
フレイルの方や要介護認定を受けている方は合わせて約4.6万もの方が存在することが推測できます。
質問の趣旨として
認知症の方だけでなく、要介護やフレイルの方を「支援を行う」対象としてだけでなく
社会参加の位置付けとしてですが「共に社会ではたらく仲間」としての取り組みをしていきませんか。
という内容です。
一部を抜粋してご紹介いたします。
A.社会参加の手段は様々ありますが、議員ご指摘の「はたらく」こともその1つだと考えます。
働きたくても1人で働くことが難しい高齢者の「はたらく」ということも、社会参加活動に入るとのことです。ありがとうございます。
過去、様々な場面において、執行部の皆様より、社会参加活動に力を入れていく方向性をお示しいただいています。
R1.7 総合計画に関する調査研究特別委員会 では 健康福祉局長 より
「健やかな高齢期を過ごすための環境づくり」ということで、高齢者の社会参加、生きがいづくり、自助・互助・共助・公助の連携、介護予防と地域リハビリテーションを目指すということ。
R2.1 総合計画に関する調査研究特別委員会 政策企画課長 より
めざすまちの姿の2つ目として、社会参加の促進である。こちらは、全ての人が自分らしい生き方を実現するための就労や活動に取り組めるよう環境整備に取り組むものである。
など、これら以外にも市として社会参加活動を促進していく姿勢を多くの場面で発言をされています。
第9次介護保険計画にて働きたくても1人ではたらくことが難しいとされている高齢者も含め、はたらける環境づくりを推進されていくこと、つまり就労的活動支援コーディネーターの取り組みを計画に組み込むことをご検討いただけませんでしょうか。
就労的活動支援コーディネーターの配置に関する事業については、現在のところ実施には至っておりませんが、議員ご指摘の「はたらく」という形での社会参加につきましては、身体的・精神面の健康、そして生きがいをもった生活につながるものと考えますので、他市の状況も調査しながら研究して参ります。
結果
すぐに良い答えはいただけませんでしたが
諦めません。
市としても、社会参加として「はたらける」環境作りに共に取り組んでいただけるよう
必ず1年以内に、再質問をさせていただくことを誓います。
Q.働きたくても1人で働くことが難しい高齢者の「はたらく」ということは、社会参加活動に入ると、市として認識されているでしょうか。