政務活動報告書
山崎晴生
政治と介護を紡ぐ会
「逆介護保険」とは、今の介護保険制度とは報酬の増え方を逆にしたものです。つまり、
今の介護保険制度は「事業者は高齢者の要介護度を悪化させると報酬が高くなる仕組み」。逆介護保険は、それを逆にして「介護事業者が高齢者の要介護度を改善させると報酬が高くなる仕組み」です。
川崎では、私が提唱するこの「逆介護保険」を導入した結果、そこに参加された方の要介護度改善率が全国平均の約2倍という成果を出しました(下記参照)。
この図表にあるように、第1期~4期の実績になりますが、同じ時期に全国平均で要介護度が改善した人は、第1期が9.9%、2期が8.8%、3期が8.7%、4期8.6%という結果でした。
それが川崎市の逆介護保険参加者の場合、1期が17.8%、2期が15.0%、3期が17.1%、第4期20.1%となっており、要介護度改善者は、全国平均の倍以上の結果を残しました。
今後はこれを日本全国に広めていくべく、がんばります!
政治と介護を紡ぐ会会長の添田です。
私はヘルパーとして約10年、現場で働いていました。
その中で、介護保険制度が不備で、現場が報われないことを実感し、自らが政治家になり制度を変えることを決意し、現在に至ります。
政治家になり、介護の在り方で社会が変わることに気づきました。
足りないものは、社会を共に変えていく仲間です。
共に活動し、国に、行政に、訴えてまいりましょう!