50歳おめでとう!ありがとう!

前田 れいこ

なんと、ななんと。
本日は私の50歳のお誕生日です。
自称「奇跡の50歳」として頑張ります(笑)



今日は過去の私から
50歳になる私へメッセージをもらったので
その事を書きたいと思います
お時間ある方は、お読みください




「ケアマネ業界が良くなるために」


先日 一足早くお誕生日をお祝いしていただき
その際 「前田さんあの時こんなこと言っていたよ。」
と、私が忘れていたエピソードを聞かせていただきました




コロナ前のこと 
全国あちこちで、リアルで現地現場でセミナーをやっていた頃



「前田さんって、紡ぐ会からお金もらってるの?」
その方が私に聞いたそうです



その時私はこう答えたというのです


「完全にボランティアだよ。
新幹線代もホテル代も持ち出しだよ。

〇〇さんには分からないかもしれないけど
私たちケアマネジャーの業界って
ピラミッドの土台すらない業界なんだよ。

だから、こうやって悩めるケアマネの所に出向いて
無料で話を聞いてもらって
私たちの思いや考えを広めていかなきゃ。って

私たちケアマネ同士がまず
繋がらなきゃならないんだよ。

ケアマネ業界が良くなるために
自分がやれることをやってる。それだけなんだよ。」




その人は他業界の人です
例えば弁護士の先生をその業界の勉強会に呼ぶと
5万円の領収書を渡すが、
実際に渡す封筒はその10倍はあろうかという。
かなり厚さ!ということが業界の常識なんだとか



だから
「〇〇さんには分からないかもしれないけど。」
と言った私の台詞が心に刺さったのだそうです



過去の私から今の私へのメッセージ



ほんの数年前に私自身が語ったこと
しかし、そのことをすっかり忘れていました



最近の調子に乗っている私に対して
過去の私からガツンと言われた気がしました
「麗子、あんた、ぬるま湯に浸かってるんじゃないよ。」
「調子に乗ってんじゃないよ。」




そもそも私がケアマネジャーになったのは
亡くなった母との最期の会話がきっかけ
「麗子、あなたケアマネの仕事あってるんじゃない?」




まだヘルパーの資格を取ってすぐの頃のこと
ケアマネジャーという仕事が
この世にあることすら知らなかった時のこと
母が介護職をやっている友達からケアマネという仕事を聞き
そんなことを私に言いました



この会話から2週間後に母は倒れたので
結果的にこれが遺言となった



だから私はケアマネジャーの資格を取るまでは
介護の仕事を辞めることはできなかった




ケアマネジャーの仕事をしてからは
母の介護で苦しんだ32歳の時の私と
同じように介護で苦しんでいる人を救いたい
って思いで、結局ケアマネジャーの仕事も辞められない・・・




母が亡くなってから18年経ったんだね
私50歳になっちゃったよ。
母が亡くなったのは59歳
あと、9年か。







50代女性だから伝えられる政治がある



40代はとにかく忙しかった
50代はもっと忙しくなるかもしれない




でも、その忙しさの中身を変えていきたいと思います
自分の軸をしっかりと保ち
納得がいく時間の過ごし方をしたい




そしてできれば人の役に立ちつつも
自分の心が満たされる時間を過ごしたい




人生は一度きり
人は誰でも幸せになるために
この世に生まれてきたんだもんね



とはいえ・・・
12月は議会開催月
議員をやり続ける限り
私のお誕生日は常に議会で忙しいのか!?




50歳の私、おめでとう!
今の人生結構気に入っています
素敵な50代を生きていきましょう



閉塞感のある今の日本
50代女性がキラキラ輝いていたら
若い世代に「私も将来あんな風な大人になりたい。」って
夢を与えられるじゃん?



大人が幸せに楽しそうに生きるのは
未来を見つめる子どもたちや
若い人たちに対する責任だと思います



50代女性 おばちゃんだけど
おばちゃんにしか出せない良さがあるんだよ




根気強く、みんなの力を借りながら
より良い社会を実現する力
50代女性議員にできることだと、私は思うよ
そこんとこ、よろしく!!!






団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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