本当は凄い介護職のチカラ

ひろた 幸治

世間の皆さんにとって介護職ってどんな印象なんでしょうか。

みなさんそれぞれ印象があるかと思います。でも自分事ではない事からなんの印象も無い方もいると思います。

そんな介護職。私は実はとんでもない潜在能力を持っていると思います。

なんで?

それはこういう事です。

ざっくり言うと介護保険の制度上、介護が必要な方の多くはケアマネジャーがどのような介護サービスを受けるかという計画を立ててそのサービスを利用する事になります。

という事は、ケアマネジャーや介護職は一人ひとりの方がどのような事で支援を必要としているか把握をしている事になります。

また、家族とも関わっていくなかで希望や悩み、多くの事を知ります。

地域で困っている方がどのような事で困っているか、それがどれくらいの数いるのかを知っています。

もちろん個人情報も沢山ありますからそれらの情報を共有する事は限定的ですが、それでも介護職は日本中の介護が必要な皆さんとその家族のみなさんのお困りごとの多くを把握している事になります。

これがとても大切な事で、現場レベルで介護の実情を分かっている介護職が力を合わせ、政治の世界に入っていく仲間を増やす事で地域の問題解決に向けて大きな力になります。

介護職が持っている力に気づいていない方もいると思いますし、一人ひとりの力はもしかすると大きくないかも知れません。ですが、私たち介護職が集まると実はとても大きな力になると私は確信しています。

介護職は実は大きな力を持っている。今日はそんな話でした。

団体紹介
政治と介護を紡ぐ会
政治と介護を紡ぐ会
超党派でつくる介護の未来を変える政策集団
2021年10月30日に5人に現役介護職議員が集まり「介護職よ、地方議員を目指せ!」を発刊。
執筆の様子などが新聞で取り上げられ、全国から同じ経験を持つ議員が集まり現場の声を届ける組織づくりを目指すことになる。
翌2022年4月22日に東京で設立イベントを開催し「政治と介護を紡ぐ会」が発足する。
現在全国の現場の声を聞きつつ、政治家志望者の発掘支援を行う。
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