介護のお茶会開催

前田 れいこ

介護が必要な人のサービスは充実している
しかし、介護をする人の支援は全くない現状



この状況に対して私たち介護職議員ができることを
地域活動の一環として
「介護のお茶会」と題して開催しました



同年代のママの一言から始まった

ある日地元のスナックに飲みに行き
カウンター越しにママさんと話をしていたら
私がケアマネ議員であるということが分かると
カウンターを乗り越えてきそうな勢いで相談が始まった




これってケアマネジャーやっているとよくある場面
ママと話していたら
どうやら同じような悩みを抱えている人って多いみたい



ならば、そういう、これから介護が控えているけど
何も知らないから不安です
という人たちを集めて「お茶会しましょうよ。」



いろんな話が出ました
正直びっくりしました



介護のプロである私たちは当たり前すぎて
説明するまでもないと、思い込んでいた



もっと一般のこれから介護が始まる年代
団塊ジュニア世代に向けて啓蒙活動をしていく必要性を痛感


”知らない”ことは恐怖なんだ

お茶とお菓子を準備するだけ
あとは、介護の専門家である私がファシリテーターをする



参加者の漠然とした心配ごとを話してもらう
みなさん話すうちにどんどん顔が明るくなる



例えば、お金の話が出てきたら
介護のお金について専門的なことを付け加えながら
これまでケアマネとして経験した具体例を話す



参加者の中に介護経験者がいたら
その人の経験談から私でも気づかなかった視点をもらい
みなさんのお土産にしてもらう



お茶会ごとに毎回テーマや話題が変わっていくのも面白い




お茶会の主役は参加者さん



1時間のお茶会でしたが
参加者さんからは「また開催してほしい」と




知らないということは怖いこと
介護=恐怖で始まらないように



介護は家庭内災害!?

防災という言葉があるように
災害は備えあれば憂なし
大禍が小禍におさめるために備えが大切




介護は家庭内災害といっても過言ではない




必ず訪れる介護
準備、備えをしておくことで
心穏やかに始めることができる




地域の人に向けて
こんな活動ができるのも
ケアマネ議員ならでは!?




ご興味ある方は、お声がけください



ちなみに、政治と介護を紡ぐ会のメンバーは
誰でも介護のお茶会開催できるだけの経験と実績がありますよ!




会員紹介
前田れいこ
前田れいこ
愛知県 岡崎市議会議員
現役ケアマネジャー議員+経営者+妻(夫はサラリーマン)+母(22歳娘と19歳息子)
女性はいろいろな顔を持って社会と繋がっています、子育てをしながら介護の仕事をしてきた私だからできる政治があると信じています。
私自身、ダブルケアの経験があります。子供が2歳と4歳のとき母の介護をした時の”絶望感”介護は突然真っ暗闇の中に取り残される感覚。母亡きあと介護の世界に飛び込み、ケアマネジャーになりました。
介護現場17年、介護職の待遇の低さを痛感し、政治から変えなければ介護職の待遇はよくならないと政治の道に入りました。

女性が動けば社会が変わる!
行動しなければなにも変わりません。
女性議員であるからこそできる政治があります。介護現場の声、働く女性の本音、同じ女性が一歩踏み出せる勇気が出る活動をしていきます。
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