仕事と介護を考えるフォーラムin愛知
7月17日に開催したイベント
仕事と介護を考えるフォーラムin愛知について書きます
仕事と介護の両立支援の当事者とは誰なのか?
私が住む愛知県はものづくり王国と称されるほど
自動車産業をはじめとして
多くの企業が元気な地域です
場所がら就職のために九州、中国地方などから
移り住んでいる人も多く
遠距離介護のリスクを抱える従業員も多いのでは
企業は従業員が親の介護のために就労困難にならないように
あらかじめ対策をしておく必要があります
産業ケアマネは企業内で
介護教育と従業員面談を行い
従業員の介護離職防止及び
仕事と介護の両立支援に伴走する存在です
全国の産業ケアマネに呼びかけ
フォーラム開催のために愛知に集まった仲間たち
仕事と介護の両立支援が実現するためには
企業の経営者
人事担当者
産業ケアマネ
社労士
がチームとなり介護をしながら働く従業員を支援しなければならない
両立支援の当事者はこれらの人全てだと考えるのです
様々な立場からパネルディスカッション
フォーラムでは両立支援に関する基調講演を
ワークサポートケアマネジャーである三浦浩史氏が
第一部でご講演いただき
第二部はパネルディスカッション
(専門職としての支援者として)
産業ケアマネ 大城五月さん
ワークサポートケアマネ 三浦浩史さん
社労士 馬場清人さん
(企業の経営者として)
株式会社グランクレール代表取締役 下村泰広さん
師勝化成株式会社代表取締役 濱垣一郎さん
(介護をしながら仕事を続ける当事者として)
トヨタファイナンシャルサービス株式会社 小島 麻紀子さん
1時間のパネルディスカッション
単に支援者側が話すのではなく
仕事と介護の両立支援をしている
当事者が登壇してくださったということで
今回のフォーラムが大変に意味のある会になったと思います
企業の社長からのコメント
「自分自身まだ介護を経験していないのに
従業員の介護なんて想像ができない。」
「企業として支援の必要はわかるが
事業の中で利益を出してその余力で行うことが必要
綺麗ごとだけでは両立支援はできない。」
介護家族のコメント
「最初に誰に言えばいいのかわからなかった。
両立しながらもどんどん社会から取り残される気持ちがした。
いつも前向きでなんかいられない。
気持ちが落ち込むこともある。
職場で介護について話せる環境があるといい。」
当日は関西テレビの取材も入り
社会の関心の高さが伺えます
日本の高齢化をどう乗り越えるかを世界が注目している
世界に先駆けて超高齢社会を迎える日本
日本が超高齢社会をどのように乗り越えていくか
今後高齢社会を迎える世界が注目しています
私、日本の介護って世界一だと思うんです
日本人の思いやり精神は世界に誇れると思うんです
少子化と高齢化のダブルパンチ
私を含めて団塊ジュニア世代は
親の介護が始まっても働き続ける世代
日本にはこんなに熱い思いを持った介護職たちがいる
フォーラム開始前の円陣はグッときちゃいました
今回のフォーラムは第三回目
第一回は沖縄県
第二回は北海道
全国の人たちが関心を持って取り組んでいます
仕事と介護の両立支援は
国もしっかりと支援をしていかなければいけない問題です
これからも介護職議員として
しっかりとこの問題に取り組んでいこうと思います
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現役ケアマネジャー議員+経営者+妻(夫はサラリーマン)+母(22歳娘と19歳息子)
女性はいろいろな顔を持って社会と繋がっています、子育てをしながら介護の仕事をしてきた私だからできる政治があると信じています。
私自身、ダブルケアの経験があります。子供が2歳と4歳のとき母の介護をした時の”絶望感”介護は突然真っ暗闇の中に取り残される感覚。母亡きあと介護の世界に飛び込み、ケアマネジャーになりました。
介護現場17年、介護職の待遇の低さを痛感し、政治から変えなければ介護職の待遇はよくならないと政治の道に入りました。
女性が動けば社会が変わる!
行動しなければなにも変わりません。
女性議員であるからこそできる政治があります。介護現場の声、働く女性の本音、同じ女性が一歩踏み出せる勇気が出る活動をしていきます。